近年、ほとんどの広告には何らかの写真が使われています。
商品の写真であったり、商品を試しているお客さんの写真だったり、様々です。
ここでは、商品の売り手である「あなた」の写真を入れるとどうなるかについて話をしていきます。
1.患者の写真を見たレントゲン技師の行動の変化
レントゲン技師は、患者の写真がカルテに入っていると、
作業がより几帳面になるという興味深い実験報告があります。
ちなみに、レントゲン技師は患者と直接対面することはめったにありません。
また、医師がレントゲン写真を見るときも、
写真があった方が患者により親しみを覚えると答えました。
患者の写真を加えただけで、医療のプロたちの患者に対する扱い方が
無意識に変わってしまったのです。
このことについて、
集客を仕事とする私たち社長はどう考えれば良いのでしょうか?
2.売り手の顔を見せる
あなたの商品・サービスが売れない理由は、
お客さんの持っている「疑念」に原因があります。
お客さんは常に
●この商品・サービスが信じられない
●商品・サービスを売っている「あなた」が信じられない
という疑念を持っています。
多くの売り手は、商品やサービスの説明は一生懸命行います。
その結果、何とか商品やサービスに対する疑念は払拭できたとしても
売っている「あなた」に対する疑惑はそのまま残ってしまいます。
信用できない売り手からは商品を買いたくないですよね?
例えば、インターネットの怪しい情報商材なんかがそうです。
誰が売っているのか全く分からず、信用性ゼロです。
このように売り手を信用できないと判断した場合、商品は売れません。
ということは、逆に売っている「あなた」を信じてもらえれば
買ってくれる可能性は高くなるのです。
「あなた」を信用してもらうための最も簡単なことは、
売り手であるあなたの写真を公開することです。
最近では農作物を売る袋に生産者の顔写真があったりしますよね。
あれは消費者に安心感を与えるため売上増に効果を発揮します。
サービス業のホームページを見ても、社長の顔が載っていますよね。
ホームページ以外にも、チラシやDM、セールスレター、セールスビデオ、
ブログ、メルマガなどにもあなたの写真を載せましょう。
顧客があなたの写真を見る回数が増えるほど、
あなたへの不信感はなくなっていきます。
3.まとめ
あなたの写真を意図的に公開することで
売り手であるあなたへの信頼性を高め、
商品・サービスを購入してもらいやすくなるという話をしました。
私もいろんなところで自分の写真を公開しています。
ホームページやセールスレター、セールスビデオでも
私の写真が出ています。
このブログの下にも私の写真がありますよね。
これだけ写真をばらまいていると、お客さんに顔を覚えてもらえます。
打合せなどでお客さんと会ったときも、
初対面なのに最初から親しみをもって接してもらえます。
セールスを楽にする効果を、私はいつも実感しています。
あなたも自分の写真をお客さんに見てもらうようにしてください。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)