なぜ起業は失敗するのか?

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起業に失敗した人

いきなりですが、クイズです。

「96%」
この数値が何を現しているか分かりますか?

起業に関する事実を現す数値です。
これが何なのか、少し考えてみてください。













それでは正解です。

96%というのは、
起業して10年後に倒産している確率です。

100人起業しても、
10年後に生き残っているのはたったの4人です。

日本では1年間に約140万人が起業すると言われていますが、
10年後には134万4千人が倒産していて、
事業を継続できているのはたったの5万6千人だけとなります。

ちなみに、起業して1年後に倒産している確率は60%、
5年後に倒産している確率は85%と言われています。

「サラリーマンで上司の命令に従い続ける人生はまっぴらだ!」
「起業して金持ちになってやる!」
「俺は人とは違う生き方をするんだ!」

そんなことを夢見て起業したとしても、
10年後には96%の確率で倒産しているのです。

 


どういう人が起業に失敗するのか?


起業して継続的に成功するのは極一部の人だけで、
ほとんどの人は失敗に終わります。

どういう人が起業に失敗するのか、
いくつか例を見ていきましょう。

【失敗例①:専門スキルさえあれば大丈夫と思っている人】
弁護士や税理士、社労士などの士業だと分かりやすいかと思います。
これら士業や専門職のスキルは一朝一夕には身につきません。

一定以上の知識・経験を身につけ、
お客さんからお金をもらえるレベルに達すにまでには、
少なくとも数年は必要でしょう。

では、業界でも上位といえるほどに専門スキルを身につけたとして、
そのスキルを持って独立・開業したからといって成功するでしょうか?

答えはノーです。

一度お客さんになって商品・サービスを試してもらえれば、
きっと満足してもらえるでしょう。

それくらいのスキルは持ち合わせているはずです。
でも、ほとんどの人は失敗に終わるでしょう。

なぜなら、お客さんが来てくれないからです。

会社に雇用されて働いているときは、
会社が仕事を持ってきてくれました。

しかし、起業したら仕事は自分で取ってこなければなりません。

どうやってお客さんをとればよいのか分からないため、
事業を維持できずに倒産してしまうのです。

【失敗例②:仕事を紹介してくれる人脈をもっているという人】
サラリーマン時代から色んな人との交流を図り、
人とのつながりを大切にしている人っていますよね。

起業した際には仕事を紹介してくれる人がいるという
人脈があると、安心しますよね。

仕事を紹介してくれる人脈・コネをもっている人は成功するかというと、
必ずしも成功するとは限りません。

というより、失敗する人の方が多いでしょう。

なぜなら、どれだけ有力な人脈をもっていても、
継続して仕事を紹介し続けることができる人はほとんどいないからです。

普通はあなたに紹介できるお客さんの数は限られています。
放置して増えることはありません。

紹介によって入ってきたお客さんが別のお客さんを紹介してくれる、
なんてこともあるかもしれませんが、長くは続きません。

いずれ紹介の流れは止まります。
そうなったときが、倒産への方向転換となります。

【失敗例③:立地が良かったり安売りでれば大丈夫と考える人】
飲食店や小売業などの店舗が分かりやすいですね。
とにかく良い場所で店をオープンし、原材料を安く仕入れて
お手頃価格で商品を提供できればと考えてしまいがちです。

ところが、このような店舗経営も長くは続きません。

オープン当初は物珍しさや開店特化の価格により
お客さんは入るかもしれません。

しかし、お客さんがリピートしてくれないと
事業を継続できません。

安売りやちょっと商品の品質が良いという程度では、
お客はリピートしません。

バツグンの立地であればお客さんが継続して来てくれる可能性は高まりますが、
良い立地だと、家賃などの経費が高くつきます。
多少のお客さんがきても継続して事業を営むことが難しくなるのです。

他にも失敗しやすい起業家の例はいくらでもありますが、
失敗する人には一つの共通点があるのです。

 

起業に成功する人が共通して持っているものとは?


起業に失敗する人に共通していること、
そして起業に成功する人が共通していること、
それは、「集客のスキル」を身につけているかどうかです。

お客さんさえいれば、どんなビジネスでも大抵うまくいきます。

極端な話、先にお客さんにお金を払ってもらい、
その後に商品を用意したり提供するサービスを準備したって良いのです。

私の場合とある専門職で起業したのですが、
「金なし・コネなし・実績なし」
でも起業初月で利益100万円でした。

実務経験ゼロの状態でお客をとり、
お金をもらって専門サービスを提供しました。

商品やサービスそのものは、何とかなるのです。

とにかく重要なのは集客です。

私は集客の方法を知っていたため、
起業してすぐに利益を上げることができました。

それも、短期的なものではなく
継続して利益を上げ続けています。

つまり、継続して集客できているということです。

この集客スキルというのは、
業種・業界を問いません。

ほぼすべてのビジネスで使うことができます。

継続して集客するためのスキルとはどういうものか、
この「社長の知恵袋」の記事で少しずつ明らかにしていきたいと思います。



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記:宮里竹識(みやざとたけし)



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