From：宮里竹識
つくばのオフィスより、、
ビジネスはスピードが命です。
「タイムイズマネー」
とも言いますよね。
実際、
儲かっている企業は商品が未完成でも
販売しています。
例えばアップルのiPhoneです。
iPhoneは言わずと知れた大ヒット商品です。
しかし、精密機械ということもあり、
とくにソフトウェア部分での不具合が
多々あります。
日本人の場合は不具合は徹底的に直してから
売りに出しますが、アップルは違います。
販売前に不具合が分かっていても売るのです。
そして、
売った後にソフトウェアのバージョンアップで
対応するのです。
お客さんの満足度や問題解決に致命的な欠陥でなければ、
時間をかけて細かい部分をいじくりまわすよりも
早く売った方が良いのです。
それに、
iPhoneのような売れることが分かっている商品ならともかく、
ほとんどの商品・サービスは販売してみるまで
売れるかどうか分かりません。
ならまずは実際に売ってみて、
お客さんの反応をみて商品やマーケティングを
見直した方が理にかなっているのです。
それができずに商品の不具合探しや改善にばかり目を向けている会社ほど、
儲かっていないのではないでしょうか。
場合によっては商品が出来上がる前に
売りに出しても良いのです。
海外でマーケティングの上手い起業家なんかは
よくこの方法を使っています。
自分が売れると考えた商品・サービスを、
完成前にお客さんに売ってしまうのです。
そしてお客さんの反応を見ながら
商品・サービスを作り、
かつよりお客さんが満足してくれるものへ改善するのです。
このやり方のメリットはもう一つあります。
それは、
損失が少ないうちに撤退できるということです。
自信をもって販売した商品でも、
全く売れないということがあります。
どんなに素晴らしい商品でも、
お客さんがほしいと思わなければ売れません。
でもまだ商品・サービスが出来上がる前であれば
大した損害もない状態で撤退することができます。
もちろん、
買ってくれたお客さんへ謝罪したり返金したりは必要ですけどね。
売れないビジネスからは早々に撤退することも
成功するためのスキルの一つです。
ちなみに、
私も本業の社労士業で、
まだ完成していないサービスのプロモーションを開始しています。
新しいキャラクターをブログに登場させたり、
サービスの内容を小出しに開示することにより、
見込み客の注意を引きつけています。
そうすることによって、
ロケットエンジンをつけた状態で
新しサービスを開始できるのです。
ぜひあなたも、
”商品完成前に売ってみる”
ということを試してみてください。
ビジネスはスピードが命ですよ！
お金を儲けて仕事にやりがいを！人生に生きがいを！
記：宮里竹識（みやざとたけし）
