From:宮里竹識
下北沢のすた丼屋より
「伝説のすた丼屋」というのをご存じですか?
私はこのすた丼がすごく好きなのです。
この記事では、
すた丼の魅力とマーケティングの観点から見た
すた丼の欠点について話をしていきます。
1.すた丼の魅力について
「伝説のすた丼屋」では、
秘伝のニンニク醤油ダレを絡めた豚バラ肉を大盛りご飯にのせたスタミナと
ボリューム満点の「すた丼」を中心に、丼もの・麺類・餃子など
バラエティー豊かなメニューで展開しています。
私のオススメはもちろん「すた丼」です。
ボリュームたっぷりの豚バラ肉、濃く味付けされたニンニクと醤油が薫るご飯、
満腹感が半端ないです。
生卵もついてくるので、
後半は卵掛けご飯のようにして食べることで
違った味を楽しむことができます。
すた丼も美味しいのですが、
もう一つお勧めなのが辛チャーハンです。
こちらもかなりのボリュームなのですが、
ほどよい辛みが食欲を刺激し、
ついもう一口と食べ続けてしまいます。
下北沢のすた丼屋には月に1回くらいは通っている気がします。
”ボリューム”と”濃い味付け”というキーワードに惹かれるのであれば、
すた丼屋は満足できる飲食店だと思います。
2015年8月時点で、
東京・神奈川・埼玉・千葉・山梨・宮城・山形・大阪・京都・
福井・広島・熊本・シカゴに店があるそうです。
あなたの家の近くにすた丼屋があれば、
ぜひ一度は足を運んでみてください。
※近くにお店がない人でも、通販ですた丼を買うことができます。
2.マーケティングから見たすた丼屋の欠点
さて、
私は職業柄マーケティングや集客のことばかり考えながら生きています。
マーケティングの観点からすた丼屋を見たとき、
「もったいない」
と感じることがあります。
それは、
看板が読みにくいということです。
私が良く行く下北沢店の看板を見ても
公式のロゴを見ても読みにくいことこの上ありません。
もちろんすた丼屋のオーナーは真剣に看板のデザインを考えたはずです。
デザイナーがデザインしたのかもしれません。
しかし、読みにくい文字は読まれません。
私も店内のメニューを見てはじめて店名が「伝説のすた丼屋」
だということを知ったくらいです。
看板を読みやすくするだけで遠くから見てもすた丼屋だと気づいてもらえ、
店名を覚えてくれる人も増えるでしょう。
すた丼を食べる度に「もったいない」と思っていしまいます。
この看板の読みにくさというのは、すた丼屋に限った話ではありません。
多くの企業がこの過ちを犯しています。
街を歩くと色んな看板や広告が目に入ります。
しかし、店名や会社名のデザインに凝っていて
読みにくいのが多いと思いませんか。
先ほども言いましたが、読みにくい文字は読まれません。
つまりあなたの会社名や店名は覚えてもらえないということになります。
こんな致命的なミスを多くの会社が犯しているのです。
洋菓子店などに使われるフランス語の店名なんかは論外ですね。
どれだけ思い入れのある名前でも、
日本語ですらなく発音も難しいので誰にも覚えてもらえないでしょう。
名前や看板のデザインだけで損しているのです。
店名・社名は覚えやすく、
看板は読みやすくするのが基本です。
凝ったデザインなんて二の次にしましょう。
3.まとめ
今回の記事では、
私がよく食べに行っているすた丼屋について紹介しました。
また、すた丼屋の看板から感じた
読みやすさ・覚えやすさの重要性について話をしました。
あなたの社名・店名はお客さんに覚えてもらいやすい名前ですか?
名前を表示する看板やロゴは読みやすいですか?
ここを間違えてしまうと、それだけで一定のお客さんを逃がしていますよ。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)