From:宮里竹識
秋葉原のスタバより、、
今までになかった「アッ」と驚くような商品が登場したとき、その商品は飛ぶように売れることがあります。
しかし、すぐに競合にマネされてしまい、
似たような商品が溢れてしまいます。
どこの業界でも同じことが起こります。
でも安心してください。
多くのビジネスでは競合にマネされても大丈夫だったりするのです。
1.成功者はマネされる
商品やサービスを大ヒットさせると、
ほぼ間違いなく競合が真似して類似品を出してきます。
JINSがPCメガネを出して大きく売上を伸ばしましたが、
Zoffなどの競合がすぐに類似品を出してきましたよね。
司法書士や弁護士の業界では、
過払い金返還請求のビジネスが一気に広がりました。
最初にこのサービスを広めたのがどこだかは分かりませんが、
儲かると分かったとたんに多くの司法書士・弁護士が入り込んできました。
保険業界では、
最近のはやりは仕事ができなくなったときの
「給与保証」型の保険だそうです。
ケガや病気で働けなくなったとき、
医療費を保証するのではなく生活費を保証するというものです。
どこの業界でも先駆者がいて、
その成功を見て他者がマネをするというのは変わりません。
マネされる側からすると怒り心頭ですが、どうしようもないのです。
しかし実際は競合にあなたのマネをされたとしても、
それほど大きな影響はないということも多いのです。
なぜなら、競合は外から見えるところしかマネできないからです。
舞台裏であなたが行ってきた市場調査・顧客調査・商品開発・マーケティング
といったものは、外からは中々見えないものです。
見えないところも組み合わせることで商品が売れているなら、
見えるとこだけマネされても、
あなたと同じ成果を競合が得られることはないでしょう。
結局競合の真似事は失敗に終わり、
「あの会社が上手くいったのは運が良かっただけだ」
と思われるだけです。
なので、あなた独自のやり方を競合に見せつけるくらいで
ちょうど良いのです。
2.宮里もマネされまくっています
私も本業の社労士業務で競合にパクられまくっています。
●ホームページの構成
●問合せフォーム
●メールの回答文
●お客様アンケート
●無料レポートの構成
●メルマガの構成
●等々
メルマガなんて、
私が書いた記事と同じテーマで数日後に他の競合が記事を書く、
ということが良くあります。
でも私をマネした競合は、
私ほどの成果は出ていないはずです。
目に見えるところばかりマネしているので、
どうして私のサービスが売れるのか、
本当の理由が分からないのです。
なので私は競合にパクられてもさほどダメージはありません。
むしろ、
「他の社労士さんが真似する社労士事務所」
としてアピールしているくらいです。
3.まとめ
新しい商品、広告、セールス手法など、
大ヒットしてもすぐに他社に真似されてしまいます。
でも、目に見えないマーケティングの部分がありますので、
外側だけマネされてもそれほど痛みはないのが現実です。
マネされることを恐れて何もしないのではなく、
先行者利益を得ることを考えましょう。
その方が楽しくビジネスできますよ。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)