セールスコピーは適当に書けば良いというものではありません。
文章の構成・何をどう伝えるかの順番といったものが非常に重要です。
そのため、セールスライティングの世界では上手くいくセールスコピーの「型」というのがたくさんあります。
色んなセールスライターが色んな型を作ってうまく成果を出しています。
この記事では、セールスコピーの型の中でも最も基本的かつ有名な型となる法則を紹介したいと思います。
AIDAの法則とは
セールスコピーの型で最も有名なものは、
「AIDA(アイーダ)の法則」
と呼ばれるものです。
AIDAとは、「Attention」「Interest」「Desire」「Action」の
4つのアルファベットの頭文字をとって付けられたものです。
それでは一つずつ見ていきましょう。
①Attention(アテンション)
これは、「注意を引く」ということです。
とにかく最初に読み手の注意を引かなければ、
どんな素晴らしいセールスコピーでも読んでもらえません。
そのため、まず相手の注意を引くということがとても大切なのです。
この「注意を引く」方法には様々なものがあります。
印刷物の広告であればヘッドライン(最初の大きな見出し)、
Eメールなら件名と最初の数行、
ダイレクトメールなら封筒を開けてもらうためのしかけ
といったものが重要になってきます。
アメリカでは、セールスコピーの最初に本物のお札を貼り付けた広告が
ヒットしました。
一番最初に現金があればものすごく注意を引きますよね。
このようにモノで注意を引くことも一つの方法ですし、
ヘッドラインのアイデアで注意を引くこともよく見られる方法です。
②Interest(インタレスト)
これは「興味を持たせる」という意味です。
セールスコピーの最初で注意を引いたら、
次は興味を持たせる内容を書きましょう。
③Desire(デザイア)
これは「欲求を掻き立てる」ということです。
商品のベネフィットを説明する、買わないリスクを説明するなどして、
あなたの商品やサービスを欲しいと思わせてください。
④Action(アクション)
これは「行動をうながす」ということです。
「今すぐ電話してご依頼ください」
「このボタンをクリックして注文して下さい」
といった感じでお客さんに行動を促すようにしましょう。
以上がAIDAの法則の説明です。
この4つの中では一番最初のAttention(アテンション)が
最も重要です。
まずは注意を引いてセールスコピーを読んでもらわなければ
始まりませんからね。
そして、このAIDAの法則という型は説明する順番も重要です。
まず最初に注意を引き、興味を持たせ、欲求を掻き立て、行動を促す。
この順番でセールスコピーを書くからこそ効果があるのです。
まとめ
今回はセールスコピーで最も有名な型、
AIDAの法則を紹介しました。
最初のAttention(注意を引くこと)が最も重要です。
ちなみに、私のセールスコピーでは
スタバのカードを封筒に入れることによって
注意を引くことに成功しました。
スタバのカードが封筒に入っていると、
「何か入っているな?」
と思うため必ずといっていいほど中身を見てもらえます。
そこで最初にスタバのカードを見せて注意を引き、
「ご覧のとおり、この封筒にはスタバカードを同封しました。なぜなら・・・」
という流れで書いたセールスコピーが大成功しました。
もちろん、
最初に注意を引き、興味を持たせ、欲求を掻き立て、行動を促す、
この順序でセールスコピーを書くことを忘れないでくださいね。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)