From:宮里竹識
新宿のスタバより、、
「ポケモンGO」、予想通り大流行してますね。
私もやってますが、あなたはどうですか?
今回の記事では、「ポケモンGO」のヒットを見て考えたビジネスチャンスについてお話します。
1.ほとんどの人はビジネスチャンスに気づかない
「風が吹けば桶屋が儲かる」
ということわざがあります。
ある事象の発生により、
一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことの
喩えですね。
何か社会に大きな変化が起こると
自分にとって思わぬビジネスチャンスになることがあります。
その社会の変化と自分のビジネスが近いほど簡単に気づけますが、
遠くなるほどビジネスチャンスに気づける人は少なくなります。
風が吹いても桶屋がチャンスに気づかなければ
何の儲けにもなりません。
とくに日本の場合は、社会の変化と自分のビジネスが近くても
チャンスに気づけない人が多いです。
また、「お金儲けは卑しいこと」と無意識に感じている人も
ビジネスチャンスに気づけません。
今回の「ポケモンGO」のヒットも大きなビジネスチャンスでしたが、
チャンスに気づけた人とそうでない人で明暗が分かれました。
2.「ポケモンGO」とビジネスチャンス
こんかいの「ポケモンGO」のヒットでどんなビジネスチャンスがあるか、
私なりに考えてみましたが、実際の現場を見に行った方が確実だなと感じ、
ゲーム配信日に新宿に行ってみました。
新宿の街中ではさっそく「ポケモンGO」をプレイしている人が
多数歩き回っています。
30分ほど歩いていて私がちら見しただけでも
数十人はスマホで「ポケモンGO」をプレイしていました。
そして私はいくつかの電気屋さんを回りました。
すると明暗がはっきり分かれていました。
多くの電気屋さんは通常営業です。
いつもと何ら変わりありません。
しかしある電気屋さんだけが違っていました。
店の前に店員さんが出て大きな声で
「今プレイしているポケモンGO、バッテリーは大丈夫ですか?」
と街行く人に声をかけているのです。
プレイしたことある人は分かると思いますが、
「ポケモンGO」はGPS機能を使うこともあり、
バッテリーの消耗が激しいのです。
そこに目をつけた電気屋さんは
携帯バッテリーを大量に仕入れ、
ゲームを楽しんでいる人にバッテリーの必要性を訴えていたのです。
私はその様子をしばらく見ていましたが、
かなりの勢いで携帯バッテリーが売れていました。
これがビジネスチャンスを掴むということです。
他にも海外では
「ポケモンGOをプレイするのが恥ずかしい人、
犬の散歩のフリしてプレイしませんか?」
というアイデアで犬の散歩のボランティアを募集したところ
応募が殺到してすぐに定員が埋まったそうです。
人間心理をついた上手い募集方法ですね。
3.宮里はなぜ「ポケモンGO」をやるのか
私も「ポケモンGO」をやっています。
これまでスマホゲームは一度もやったことがなかったのですが、
今回は特別です。
別に流行に流されたとか、自分自身が楽しみたかったという訳ではありません。
ビジネスのニオイを感じたからです。
私はうつ病者向けに障害年金のサポートをする社会保険労務士です。
お客さんのほとんどがうつ病なのですが、
「ポケモンGO」がうつ病改善に効果的という報告が
海外で取り上げられていたのです。
これが本当なら私のお客さんに価値ある情報を提供できます。
なので自分で試して、感じたことをまとめているところです。
仮に「ポケモンGO」がうつ病改善に効果があるとして、
それを私がお客さんに伝えたところでそのまま売上につながる
訳ではありません。
でも、”価値を提供”することになります。
これを続けていくほどにお客さんとの信頼関係が深まり、
障害年金の代行を依頼したいと考えたときに
他の競合ではなく私に依頼してくれるのです。
このような狙いがあって始めた「ポケモンGO」ですが、
普通に面白いですね。
4.まとめ
多くの人がビジネスチャンスに気づくことができません。
気づけた一部の人だけが儲かっているのです。
今回の「ポケモンGO」のヒットでも、
チャンスに気づけた一部の人は設けています。
あなたが売っている商品やサービスを
いつもと違うお客さんにいつもと違う商品として売れないか
考えてみてください。
意外な人があなたの商品に価値を感じてくれるかもしれませんよ。
そして、新しいお客さんが見つかったら売ることをためらわないで
くださいね。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)