11月11日はポッキー・プリッツの日です。
毎年CMなどでもキャンペーンが行われ、
今年は三代目 J Soul Brothersが広告塔になっています。
このCMを見て私もポッキーが食べたくなり、
近くのスーパーに買いに行きました。
どこのスーパーやコンビニでも売っている
ポッキー・プリッツですが、
ポッキー・プリッツの日ということで
特設コーナーが作られていました。
私が写真を撮ろうと携帯を鞄から出している間にも、
女子高生の二人組がポッキーを買っていきます。
「11月11日はポッキー・プリッツの日だから、買わなきゃね」
なんて言っていました。
私も定番のポッキーとプリッツを買って帰ります。
さて、このポッキー・プリッツの日ですが、
マーケティングの観点から見てもすごいと思います。
まずはポッキーとプリッツを
記念日にしたことです。
グリコのホームページを見ると、このように書かれています。
江崎グリコは11月11日を「ポッキー&プリッツの日」と定め、
日本記念日協会の認定を受けました。ポッキーとプリッツは、スティック菓子の代表的な存在。
その形が数字の「1」に似ていることから
平成11年11月11日の「1」が6個並ぶおめでたい日に
スタートしました。秋の行楽シーズンに合わせて、
お客様への感謝の気持ちを込めて、
毎年キャンペーンを実施しています。
自社の商品を記念日にしてPRするという
発送が素晴らしいですよね。
この記念日が認知されれば、
11月11日になればポッキーとプリッツを買ってくれる人が
勝手に増えるのですから。
私も普段は買わないポッキーとプリッツですが、
記念日というだけで買ってしまったくらいです。
さらにすごいのは、
11月11日をスティック菓子の日にしたのではなく、
あえて”ポッキーとプリッツ”に限定したことです。
これにより、
数あるスティック菓子の中でも
ポッキーとプリッツだけが記念日になっているため、
他社との競争が発生しなくなりました。
例えば2月14日はチョコを渡す日として認知されましたが、
チョコを製造する各メーカーが競争することになります。
一方、11月11日のポッキー・プリッツの日には
他社との競争はありません。
本当に良く考えられています。
あなたも自分の商品やサービスに
記念日を作っていかがですか?
社会全体に認知してもらう必要はなく、
見込み客だけに知ってもらえれば十分です。
記念日を利用したキャンペーン実施すれば、
簡単に売上をふやすことができます。
この記念日戦略、
ぜひ検討してみてください。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)