「商品やサービスには自信があるけどなぜか売れない」
「一度使ってもらえれば分かるのに」
こんな言葉を良く聞きます。
しかし、このようなことを考えている時点でビジネスに失敗しているのです。
1.あなたの商品・サービスは見られていない
そもそもあなたの商品やサービスは
多くの見込み客には知られていません。
仮に知ってもらえたとしても、
別の類似品や競合と比較されてしまうでしょう。
比較検討の結果、多くはより安い商品・サービスが
選ばれてしまいます。
ここで価格競争に乗っかっていったり、
冒頭で話したように
「商品やサービスには自信があるけどなぜか売れない」
「一度使ってもらえれば分かるのに」
なんて言ってはいけません。
なぜなら、何も手を打たなければ商品の価格で決められてしまいますが、
あなたのことを知ってもらえれば話は変わってくるからです。
2.あなたが何者かを知ってもらう
お客さんがあなたの商品・サービスを買わない理由は、
商品のことを知らないというだけでなく、
あなたのことを信用していないからです。
買い手は常に売り手を疑っているのです。
逆にいうと、
「売り手であるあなたが信用されれば競合と比較されずに売れる」
ということです。
普通は商品やサービスを見込み客に知ってもらおうとしますが、
「あなた」自身を知ってもらえるようアピールしてください。
売り手である「人」の知名度が上がったことで商品が売れたという事例は
いくらでもあります。
スティーブ・ジョブズのおかげでアップルの商品は売れましたし、
高田社長のキャラクターでジャパネットたかたは売上を伸ばしました。
広告でもCMでもブログでも、何でもいいです。
あなたの顔とキャラクターを見込み客に認知させてください。
見込み客に認知されるほどお客さんに信頼されるようになります。
そうなると、商品力ではなく「あなた」の商品だから買う、
ということになるのです。
3.宮里の場合
私も自分自身を売り出すことによってビジネスをしています。
私の本業は障害年金専門の社会保険労務士ですが、
主にブログと日刊メルマガで自分を売っています。
たくさんの記事を書き、その記事には私の名前と写真を載せています。
記事の数は現在1000を超えています。
これだけの記事数があると、
ネットのキーワード検索で毎日多くの人が私のことを
知ってくれるようになります。
また、YouTubeの動画も200以上出しています。
これらのコンテンツにより私に好意を持ってくれた人は、
障害年金の手続き代行というサービスを依頼するとき、
他の競合ではなく私を指名して依頼してくれるのです。
私は業界でも最高値の報酬を設定していますが、
それでもお客さんが途切れたことはありません。
「宮里さんにお願いしたい」
と思ってもらえるよう、意識して大量の情報を発信しているからです。
4.まとめ
ただ商品・サービスを売っているだけだと、
お客さんはあなたの存在に気づきませんので売れません。
仮にあなたのことを知ってくれたとしても
競合との価格競争になります。
そうならないためには
「あなた」自身をお客さんに知ってもらうことが重要です。
人はあなたが何をしているのか、何を売っているのかではなく、
あなたが何者かで購入を決めます。
なので、あなた自身のキャラクターを売り込むことを意識してください。
自分自身の情報発信を続けていると
あなたのファンが生まれます。
ビジネスも楽しくなりますよ。
※アンチも発生しますので、その点はご注意ください。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)