保育園落ちた人の「不承諾通知」を1万円で買い取るという素敵なアイデア!

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From:宮里竹識
つくばの自宅より、、

ふとテレビを見ていたら、
本当に素敵なアイデアで素晴らしいマーケティングを
実施している会社を見つけましたので紹介します。

 


 1.保育園に落ちた人に届く「不承諾通知」を1万円で買取


朝起きていつものように食パンを食べながらヨーグルトを飲んでいた
ある日のこと、ふとテレビを見ると面白い特集が流れていました。

それはとあるベビーシッターのサイトを特集したものでした。

2017年2月17日から2017年3月11日までの期間限定で、
保育園に落ちた人に届く「不承諾通知」を1万円で買い取る
というものでした。

もう少し厳密にいうと、
「不承諾通知」の画像を送ってくれれば
1万円分のベビーシッター利用料をプレゼントするというものです。

かなりの反響があるようで、
すでに100名以上の人から不承諾通知の買取を
行っているそうです。

賢明な【社長の知恵袋】の読者なら、
このキャンペーンの中身は
ただの1万円値引きであることに気づいたはずです。

でも、このキャンペーンは大成功しています。

その理由について考えてみたいと思います。

 

2.「不承諾通知」の1万円買取キャンペーン成功の理由


このキャンペーンが大成功した理由は3つあります。

【理由①:1万円で買取というアイデア】
キャンペーン成功の最大の理由は
やはり”「不承諾通知」の買取”というアイデアです。

ただベビーシッター利用料を1万円値引きしますといっても
誰も注目しません。

それを「不承諾通知」という保育園に落ちた親にとって忌むべきものを
買い取ると表明したことで大きな注目を浴びたのです。

 

【理由②:キャンペーンの時期】
キャンペーンの対象期間が2月〜3月と
各自治体からの保育園入園の可否通知が出そろう時期だったということも
重要です。

保育園に落ちた親にとって正に自分事であり
タイムリーな出来事だったため、
見込み客はこのキャンペーンを”自分のためのもの”だと感じたはずです。

 

【理由③:見込み客の怒りの感情を利用した】
少し前に
”保育園落ちた、日本死ね”
というのが話題になりましたよね。

話題になったということは、
保育園に落ちて同じような怒りを感じている人が
多数いるということです。

このような人は、
ベビーシッターを紹介するビジネスをしている人に取っては
理想的な見込み客です。

この理想的な見込み客が感じている怒りの感情を煽り立て、
「不承諾通知」を買い取ると言うことで
私たちはあなたの味方だと思ってもらえるのです。

保育園に落ちて怒りに燃えている人に
”あなたの保育園不承諾通知を買い取ります”
なんて言えば多くの人が反応しますよね。

ベビーシッターというのは継続サービスですので、
1万円値引きしたところである程度の人数が一定期間利用してくれれば
十分利益になります。

 

3.まとめ


保育園に落ちた人向けの
「不承諾通知」の買取キャンペーンについて、
その成功の理由について解説しました。

ただの値引きがアイデアしだいで
大きな利益をもたらすのです。

あなたの見込み客が抱いている怒りや恐れは何ですか?

見込み客の怒りや恐れの感情とあなたの商品やサービスと
結びつけることはできませんか?

大きなビジネスチャンスにつながりますので、
ぜひじっくりと考えてみてください。



お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)



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