人間のもっている恐怖心を利用することで、商品・サービスを簡単に売ることができるって、知っていましたか?
この記事では、どのように恐怖心を使って商品を売ることができるのか、そのメカニズムについて話をしていきます。
1.恐怖心を使って売る事例
まずは事例を一つ紹介します。
【事例:うつ病による障害年金】
あなたがうつ病になった日、
家族はあなたをどう見ていましたか?
哀れみの目でしょうか?
それとも、甘えるんじゃないという冷たい視線でしょうか?
そして、あなたがうつ病で働けなくなって会社を辞めた日、
家族はあなたをどう見ていましたか?
あなたを心配する目でしょうか?
それとも、今後の家計を心配する目でしょうか?
どちらにせよあなたは辛い思いをしたはずです。
そしてうつ病は治療が長期化しやすく、
再発もしやすい病気。
このまま病気が治らなかったら、あなたや家族はどうなりますか?
あなたが働けない以上家族の収入は激減するのですから、
妻はパートの時間を増やし、
子どもも私立学校の受験をあきらめなければいけないかもしれません。
だからといって、あなた自身の体調も悪いため、
妻に代わって育児や家事をすることもできません。
申し訳なさと罪悪感でいっぱいになるかもしれません。
しかし安心して下さい。
あなたは年間200万円の障害年金を国から受け取ることができます。
手続きは非常に難しいため一人で行うのは困難ですが、
社会保険労務士の宮里に相談ください。
宮里は日本で唯一の
「うつ病による障害年金」専門の社会保険労務士です。
毎年100人のうつ病患者に障害年金を届けています。
きっとあなたに「経済的安心」をお届けできるはずです。
今すぐに無料相談の電話をしましょう。
いかがでしたか?
もしあなたが一家の大黒柱でうつ病になって働けなくなったとしたら、
先ほどの事例にはとても恐怖を感じるのではないでしょうか?
そして、社会保険労務士に助けを求めたくなるのではないでしょうか?
ちなみに私の本業は本当に社会保険労務士で、
障害年金のサポートをしています。
2.なぜ恐怖を利用することが効果的なのか?
なぜ恐怖心を利用することがセールスにつながるのでしょうか?
その理由は、
「恐怖はストレスをもたらす」
からです。
人はストレスを受けると、
その状況を何とかしたい、
この苦しみから抜け出したいと考えるようになります。
そこで恐怖心をあおり、
その恐怖から抜け出したいとお客さんが感じたところで
解決策となるあなたの商品を提示するのです。
そうすると、
お客さんは恐怖から解放されたくてあなたの商品に手を伸ばすということです。
アンソニー・プラトカニスとエリオット・アロンソンは、
『プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く』
という本で、最も効果的に恐怖心を活用できるタイミングを
次のように説明しています。
①人が徹底的に恐怖におびえているとき
②恐怖が喚起した脅威を克服するには具体的にどうすればいいのか、
お勧めの行動案が提示されているとき
③お勧めの行動案が脅威を軽減するのに効果的であると認められたとき
④メッセージの受け手がお勧めの行動案を取れると信じたとき
恐怖を利用したマーケティングで商品を売るには、
上記4つの要素すべてを満たしているかどうかで決まります。
一つでも欠けていれば、
残念ながらあなたの恐怖マーケティングは失敗に終わるでしょう。
単に恐怖を煽れば売れるわけではないのです。
恐怖とセットで解決策を提示する、
その解決策が信じられる、
お客さん自身が解決策を実行できると信じたとき、
はじめて恐怖マーケティングは成功するのです。
3.まとめ
マーケティングにおいて、人の恐怖心を活用すればセールスは容易になります。
最初に私の本業を事例に紹介し、
具体的な恐怖を利用したセールスの方法を紹介しました。
あなたは自分の売っている商品やサービスに恐怖を活用できますか?
この機会に考えてみてください。
もしあなたが
「人を脅して買わせるなんてできない!」
と思うのであれば無理に実行しないでください。
あなたにはこの方法は向いていません。
しかし、もしあなたが
「恐怖はきっかけとして利用するだけで、
解決策を売ることでお客さんに安心を与えるんだ!」
と考えることができるのならぜひ実行してください。
きっとあなたの集客は楽になることでしょう。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)