【マーケティング】買いたい気持ちを高める説明方法

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マーケティングとは、セールスを楽にするための行動全般をいいます。

ただ単に「買ってください」「良い商品です」というだけでは人は買ってくれません。

どのように説明すればあなたの商品を買ってくれるのかについて、話をしていきたいともいます。

 


イメージによる説明とデータによる説明


今からアップルのiPadについて、イメージとデータで説明します。
どちらが良いか読んでみて下さい。

【イメージによる説明】
iPadが好きになる理由。
その一台は、カメラになったり、図書館になったり、映画館になったり、
家庭用ゲーム機になったり。先生にも、ビジネスパートナーにも、
コーチにもなります。抜群にパワフルで簡単に使えるiPadは、
きっと手放せなくなるでしょう。でも大丈夫。驚くほど薄くて軽いので、
手放す必要はありません。

【データによる説明】
<容量と価格>
Wi‑Fiモデル:
16GB53,800円(税別)
64GB64,800円(税別)
128GB75,800円(税別)

<サイズ>
高さ:
240 mm
幅:
169.5 mm
厚さ:
6.1 mm

<重量>
437g

 

いかがでしたか?

イメージによる説明とデータによる説明。
どちらがあなたの欲求を刺激しましたか?
さらに大切なのは、どちらを買いたいと思うかどうかです。

大半の人はイメージによる説明の方に興味をもちます。

たしかにデータによる説明は明確だし理解しやすいかもしれません。
しかし、「買いたい」と言ってもらうためには
イメージによる広告にお金をかけるべきです。

なぜでしょうか?

一言でいうなら
”見込み客の感情を動かしたから”
です。

先のiPadのイメージ説明を思い出して下さい。

この説明を読んでいるとき、
あなたの頭の中で何が起きているか気づいたでしょうか?

あなたは頭の中でiPadを使っていたはずです!

どんな商品だろうと、商品やサービスを活かして見込み客に
イメージを植え付けることができなければ、
見込み客は次のステップに進んで購入しようとは思わないものです。

イメージを使って説明することで、
それがセルフ・デモンストレーションとなり、
商品を「もちたい」「買いたい」という欲求を高めるのです。

 

まとめ


商品を売るときは、
その商品を使っている自分をイメージさせるように
説明することが効果的だという話をしました。

もちろん、商品によってはデータによる説明も必要です。

ただし、重要度はイメージによる説明の方が圧倒的に大きな比重を占めます。

アップルのサイトがなぜイメージによる説明がメインで、
データによる説明が少ないのか。

その答えは明かで、「その方が売れるから」です。

あなたの商品説明はデータばかりになっていないか、
今一度見直してみてください。



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記:宮里竹識(みやざとたけし)



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