From:宮里竹識
下北沢のマクドナルドより、、
今日はマクドナルドより記事をお届けです。
学生時代は週3くらいのハイペースでお世話になっていたマック。
今は月に1回行くかどうかですが、
もう習慣になっているのでマックに通い続けています。
今回、期間限定のクラブハウスバーガーが売っていましたので早速買いました。
そこで改めて感じたマクドナルドのイカした売り方について話をしたいと思います。
1.マックといえばクロスセルとアップセル
マックといえば、
「ご一緒にポテトはいかがですか?」
というお決まりの名セリフですよね。
これはクロスセルといって、
買ってもらった商品と一緒に別の商品を売ることをいいます。
このクロスセル、やり方は簡単です。
単純に
「ご一緒に○○はいかがですか?」
とお客さんに言えばいいだけです。
このたった一言でお客さんの一部が更に買い物をしてくれるのです。
費用をかけずに客単価のアップが図れるというわけです。
同様にマックが上手いのがアップセルです。
アップセルとは、
商品のより上位版を売ることです。
私は今回クラブハウスバーガーという期間限定バーガーのセットを頼んだのですが、
「プラス60円でシャカシャカポテトを追加し、飲み物をマックフィズシチリアレモンにバージョンアップできますが、いかがですか?」
と言われました。
私は「じゃあそれでお願いします」と言い、
まんまとマクドナルドの売り方に乗ってしまいました。
アップセルとクロスセル、
簡単な割に確実に一定の効果があります。
あのマクドナルドが何十年も続けている手法です。
他のハンバーガーチェーンと比べて
決して味が良いとはいえないマクドナルド。
でもハンバーガーといえばマクドナルドというくらいの認知度があります。
これだけの大成功を収めたマクドナルドの成功の秘訣、
それはアップセルとクロスセルという効果実証済みの売り方を
続けてきたからといってもいいでしょう。
2.いつアップセル・クロスセルを行うか
ではこのアップセルとクロスセル、
いつ行えば良いのでしょうか?
答えと言うと、
「お客さんが商品を買った瞬間」
が一番効果的です。
とうのも、お客さんが商品を一番買ってくれるタイミングは、
財布を取り出してお金を支払う瞬間だからです。
これは、マーケティング先進国のアメリカで何十年も実験されて
結果がはっきりと分かっていることです。
マックがレジで精算するときにアップセル・クロスセルを行うのは
偶然ではありません。
それが一番効果が出るからです。
3.まとめ
マクドナルドの売り方を参考に、
アップセルとクロスセルについて話をしました。
そして、アップセルとクロスセルを行う一番良いタイミングは、
商品を売るときだという話をしました。
どちらも簡単にできて効果の高い方法です。
あなたのビジネスでも必ず取り入れてください。
「ご一緒に○○はいかがですか?」
「プラス○○円でワンランク上の商品が手に入りますがどうですか?」
こんな簡単なセリフを言うだけです。
もちろんこの方法は実店舗だけでなく、
インターネットで商品を売る場合にも使えます。
商品ではなくサービスを売る場合にも使えます。
とくにあなたの競合がアップセル・クロスセルを行っていないのなら、
その効果にきっと驚くことでしょう。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)