人の脳は「新しい情報」に反応する

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今の世の中は広告で溢れていますよね。

テレビを見ても、携帯を見ても、インターネットを見ても、電車に乗っても広告だらけです。

右を向いても左を向いても広告が目に入ってきます。

でもあなたはその広告のほとんどを無視していますよね。

とくに一度見たことある広告であれば、「またか」と感じて何度も同じ広告を見ることは少ないと思います。

同じ広告でなくとも、同じ切り口であったり似たような広告であれば気にも留めないでしょう。

そこで今回は「新しい情報」を提供することの重要性について話をしていきます。

 


1.ほとんどの人間は知識中毒者である


まずは南カリフォルニア大学のアーヴィング・ビーダーマンの研究について
紹介します。

ビーダーマンは、脳の快楽を感じる受容体と
人間が新しい視覚刺激を処理する過程との関連性について研究しました。

研究の結果、人は新しいものを見ると
脳の快楽に関する領域が活性化し、報酬系が作動することが分かりました。

このことから、人間は無意識のうちに今までにない新しいものを
求めようとしているということが明らかになってきました。

この【社長の知恵袋】の読者であれば、
きっとセールスやマーケティングにとても熱心で、
勉強を疎かにしない人が多いのではないでしょうか。

しかし、勉強すればするほど分からないことが増え、
次々と新しい情報を求め続けているのではないでしょうか。

これこそ人が新しい情報に反応する証拠であり、
ほとんどの人は知識中毒者ともいえるのです。

 

2.新しい情報を発信しつづけよう


今回の記事は、
”新しいことばかり求めてないで重要なこと・成果が出ることに集中しよう”
なんてことを言いたいのではありません。

同じメッセージを発信し続けると、
顧客はあなたのことを見なくなると言いたいのです。

顧客の目を引き続けるためにも、
新しい情報を発信し続けていきましょう、

私もメルマガ読者にビジネス書などを紹介して
アフィリエイト報酬を得ています。

しかし本の紹介ばかりしていては誰も私の話を聞いてくれなくなりますので、
私の発信するメッセージの半分以上はコンテンツとなっています。

本の紹介をするときも紹介文を変える、
紹介する本を変えるといった工夫をすることで
読者に「またか」と思われないように意識しています。

ちなみに「新しい情報」といっても、
誰も知らないような情報を発信し続けるという意味ではありません。

それは現実的に不可能です。

新しい情報とは、
言い換えればこれまでと違う情報を発信しようという意味です。

人によって持ち合わせている知識は異なりますので、
様々な情報を発信していれば「新しい」と感じる人が必ずいます。

情報発信する人のもとにお客さんは集まってきます。

あとは集まってきた見込み客にあなたの商品・サービスを売りましょう。



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記:宮里竹識(みやざとたけし)



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