良いアイデアはすぐにパクられる!

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From:宮里竹識
つくばのSAZA COFFEEより、、

「ウチの独自の技術がパクられた」
「当社オリジナルの手法が競合に真似された」

こんな話は良く聞きます。

もしかしたらあなたのビジネスには
競合にはない独自のウリがあるかもしれません。

しかしその独自のウリは、
近い将来競合にマネされることでしょう。

どんな良いアイデアや技術であっても、
むしろ良いアイデアほど競合にパクられます。

数年前になりますが、
JINSがブルーライトを軽減するPCメガネを売り出して大ヒットしたところ、
すぐに競合のZoffなどが同じような商品を出しました。

JINSはZoffがパクリ商品を出したとき怒り狂ったと思いますが、
それは仕方のないことです。

このような例はいくらでもあるのです。

私だって自分のビジネスの色んなところを競合にパクられました。

私はうつ病による障害年金を専門とする社会保険労務士ですが、
ホームページの構成をパクられる、
無料レポートや日刊メルマガといったやり方をパクられる、
障害年金判定の回答文をパクられる、
お客様アンケートの構成をパクられる、
等々、様々なことを競合に真似されています。

中でも、
「うつ病等の精神障害による障害年金専門の社労士」
を名乗る競合が増えてきたのが何とも言えません。

私の独自のポジションに入り込んできたのですね。

”うつ病による障害年金専門”だと範囲が狭いので
”うつ病等の精神障害専門”と言っているのかも。

私が社労士として独立したとき、
障害年金をサポートしている社労士はほとんどいませんでした。

ごく一部の人が障害年金を専門的にサポートしていたのみでした。

まだ競合が少ない時期でしたので
おなじ障害年金専門を名乗っていれば
とくに問題なく集客できていたと思います。

しかし、
いずれ多くの社労士が障害年金という分野に参入してくる、
そう感じた私は早めに手を打ったのです。

他の同じ障害年金専門というポジションでは
数年後には競合との差別化が図れなくなることが分かっていたため、
新しいカテゴリーを作り出したのです。

それが、
障害年金というカテゴリーを細分化した
”うつ病による障害年金”
というカテゴリーです。

このカテゴリーは私が作り出したものですので、
うつ病による障害年金専門を名乗った瞬間に
私がNo.1になりました。

うつ病の人が障害年金を社労士に依頼するとき、
●障害年金なら何でもやる社労士
●うつ病による障害年金に特化した社労士
のどちらに依頼するかは考えるまでもありません。

競合と比べて有意なポジションを築いたことで
他の社労士さんのように価格競争に巻き込まれることもなく
一人勝ちすることができました。

しかしこのポジションも
いつまでも私一人というものではありません。

”うつ病等による精神疾患専門”の社労士も出てきましたしね。

まぁ、こんな中途半端なポジショニングでは、
まったく脅威には感じませんが・・・。

とはいえ今後は私と同じように
”うつ病による障害年金”の社労士も現れることでしょう。

そうなったときのために、
今の内から様々な取り組みをしています。

ポジショニングでNo.1の座になった場合、
いづれ真似されることを想定して対処しておかねばなりません。

そのためにやるべきことは、
見込み客の認知度を上げて
圧倒的なナンバーワンの座を確立させることです。

業界において1位と2位の差は天と地ほどにあります。

2番じゃダメなんです。

新しいことを最初にはじめた企業には
先行者優位があります。

いずれ後を追ってくる競合に勝利するために、
見込み客からの認知度を上げておくことが必要です。

コーラといえば「コカ・コーラ」、
ハンバーガーといえば「マクドナルド」」、
こんな感じで認知してもらう必要があります。

市場からの認知度を確立するには、
お金をかけて大量の広告を出すのが一番確実で手っ取り早いです。

しかし、中小企業の場合は多大な広告費を捻出するのは難しいかもしれません。

私もそうです。

なので私の場合、
大量のコンテンツを発信して市場の認知度を上げていきました。

ブログやメルマガ、YouTube動画、無料レポート等を日々発信し続け、
今では2000以上のコンテンツを有しています。

これだけのコンテンツを競合が真似するのは容易ではありません。

例えば、YouTubeで「うつ病 障害年金」と検索すると、
検索結果の60%〜70%ほどが私の動画で埋まっています。

他の社労士さんが同じような動画を出したとしても
私の動画ばかりがYouTubeに表示されますし、
競合の動画が見られたとしても動画の最後に関連動画として私の動画が多数表示されます。

ここまでやることで
「宮里には勝てない」
と競合に思わせることができるのです。

うつ病の人が障害年金についてネットで調べようとすると、
高い確率で私に辿り着くようになっています。

そこで様々な情報提供、教育を行うことで
見込み客からの認知度を上げているのです。

もしあなたのビジネスが他の競合との違いで繁盛しているのなら、
いづれ競合があなたの真似をしてきます。

先行者優位があるうちに、
圧倒的なナンバーワンの座を確立させてください。

今ビジネスが順調だからと慢心していると、
あっという間に競合に利益を奪われてしまいますよ。

もしあなたのビジネスが競合と同じものを売っているのなら、
新しいポジションを築く、
売る相手を変える、
商品ではなく商品から得られる感情的メリットを売る、
といったことが有効です。

具体的なやり方は私の著書『小さな会社の集客設計図』に書いてありますので、
ぜひ読んでみてください。

電子書籍のみですが無料ですよ。
(なぜ無料にしているかも、読んでもらえれば分かります)



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記:宮里竹識(みやざとたけし)



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