From:宮里竹識
新宿のスタバより、、
ものすごくお久しぶりです。
最後に社長の知恵袋の記事を書いたのが2017年12月28日なので、
1年4ヶ月ぶりの記事となります。
社労士としての本業が忙しくなりすぎてしまい、
半分趣味でやっていたこのブログの記事を更新できていませんでした。
この間もリスティング広告を広告代理店から自社運用に変えたり、
新しいビデオセールスレターを作ったりと大忙しでした。
おかげで集客には全く困らなくなり、
さらにレバレッジを効かせて事業運営するため
新しいスタッフの求人もかけているところです。
さて、そんな状態の私ですが、
この度速読に挑戦することにしました。
1.なぜ速読をはじめたのか?
なぜ速読を学ぼうと思ったのかですが、
一言でいうと自分の時間が足りないと感じたからです。
いまさら言うまでもないことですが、
読書はビジネスを成長させるためにも
魅力ある人間になるためにも必要なものです。
ビジネスで成功している人は多読の人が多いですよね。
ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪は
1日30分以上読書をしていますが、
年収300万円前後の人たちの中で1日30分以上読書をするのは
2%しかいませんでした。
また、ある調査によれば、
20代・30代のビジネスマンの1ヶ月平均読書数は0.26冊なのに対し、
30代で年収3000万円以上の人は1ヶ月平均で9.88冊の本を読んでいます。
本を読みさえすれば必ず成功するというわけではありませんが、
本を読むことで成功の可能性は上げられるというのが私の考えです。
今までも月に10冊程度は本を読んできましたが、
それでも読みたい本が消化できずに積んだままになっているのです。
毎月海外の良書が届くサービスにも加入しているのですが、
まだ読めていない積まれたままの本が
ダンボール3箱ほどになっていたのです。
これはあかん、
というわけで速読を身に付けることにしたのです。
実は、色んな速読法が世の中にはありますが、
科学的には速読の効果はほとんど否定されています。
本を写真のようにイメージとして取り込むといった速読法や
潜在意識に働きかける速読法などがありましたが、
それらは科学的には効果を否定されています。
私も10年ほど前に速読の勉強をしたことがありますが、
まったく身につきませんでした。
このように、
科学的には速読はまゆつばと言われていますが、
その中で唯一多数の成功者を排出しているのが
”フォーカス・リーディング”
という手法でした。
このフォーカス・リーディングは、
大学教育でも採用されるほど再現性が高く
1冊10分で読書ができるようになるということです。
2.どんなトレーニングをしているのか?
フォーカス・リーディングを学んで速読を身に付けるために私がまずしたこと、
それはホテルの予約です。
やるからには本気で行動します。
本気で学ぶ環境を整えるため、
他の雑音や邪魔の入らないホテルにこもって勉強することにしました。
そして
「フォーカス・リーディング習得ハンドブック」
という本を読んでトレーニングです。
同時にフォーカス・リーディングを身に付けるためのオンライン講座も受けます。
目の動きを鍛えるトレーニングや、
視野を広げるトレーニングなどを行なっていきます。
とくに意味のない文字列をひたすら眺め、
次々とページをめくっていくという時間が続きました。
正直言って苦行でした。
やってて何の面白みもありません。
つまんないし、
でも脳みそと目はとても疲れるし。
とはいえ、
これで止めてしまっては意味がありません。
今回速読を身に付けるためにホテルを5泊もとったのですから。。。
ちゃんとやりきりますよ。
そして二日ほどフォーカス・リーディングのトレーニングをした結果、
分かってきたことや成果が出てきました。
3.フォーカス・リーディングのポイント
フォーカス・リーディングのトレーニングを続ける中で分かったこと、
それは”フォーカス”することです。
ここでは3つのフォーカスを紹介します。
(1)目的にフォーカスする
そもそもの話ですが、
何のために本を読むのでしょうか?
私の場合、本を読む理由は次の3つです。
①ビジネスを成長させて年収1億円を達成する
②自分と家族を幸せにする
③魅力的な人間になって、死んだ後に銅像を建ててもらう
私の場合は上記のような目的で本を読んでいますが、
あなたが本を読む目的はなんですか?
この目的にフォーカスしないまま本を読んだとしても
すぐに内容を忘れてしまって何も身につきません。
現代社会は生きているだけでありえないほどの情報を浴びせられます。
人間の脳がいくら高性能にできていても
処理できないほどの情報が降り注いでくるのです。
そんな中、
自分が必要としていない情報を受けたところで、
脳はその情報をすぐに削除してしまうのです。
これではいくら本を読んだところで無駄ですよね。
だからこそ、
読書を開始する前に本を読む目的を確認することが大切です。
(2)時間にフォーカスする
当然ですが、
時間には限りがあります。
本を読む時間だって限られています。
仕事や生活だってあるわけです。
限られた時間の中で本を読むことになるのですが、
あなたは本の一行一句すべてを読んでいませんか?
一冊の本には10万字ほどのボリュームがあるのですが、
そのすべてがあなたに必要な情報ですか?
あなたに必要な情報・有益な情報というのは
本の中でもごく一部のはずですよね。
それにも関わらずほとんどの人は
本の全ての文章を読もうとしています。
不必要な情報を読み取るために時間を使うよりも、
自分に有益な情報だけをすくい上げるのです。
イメージとしては、
海鳥が海面を飛んでいて
獲物を獲る時だけ海に潜って獲物を捕まえる
という感じです。
本という文字の海を流れるように飛び、
自分に必要な獲物が現れた時だけ情報をすくい取る、
そんな読書が効果的なのです。
時間は限られているのですから、
数少ない”時間”にフォーカスして本を読みましょう。
(3)状況にフォーカスする
状況にフォーカスするということも重要です。
例えば、
テスト勉強をしているのであれば
試験範囲だけを勉強しますよね。
資格の勉強をしているのであれば、
過去問から試験で問われそうなところを中心に学ぶはずです。
仕事で情報を集める時にも、
問題を解決する方法を探しますよね。
自分の”状況”をフォーカスし、
どんな情報が必要かを認識した上で読書をすると
より効率が上がります。
4.まとめ
忙しくて時間がないという状況を脱却するため、
フォーカス・リーディングという速読に挑戦しているという話をしました。
このフォーカス・リーディングというのは
これまでの速読のような本をパラパラめくるだけで
内容がすべて入ってくるというような嘘くさいものではありません。
本のすべてを理解するというものではなく、
”フォーカス”することで必要な情報を得ようというものです。
①目的にフォーカス
②時間にフォーカス
③状況にフォーカス
この3つにフォーカスして読書を進めることで
不要な情報をカットし有益な情報だけをインプットする、
そんな読書法です。
大部分の不必要な情報を捨て去り、
自分にとって有益な情報をすくい上げるという読書法です。
これが結果的に1冊10分というスピードで
本を読めることにつながってくるのです。
まだトレーニングを初めて3日目ですが、
”この方法はアリだな”
と感じています。
つい先ほど本屋で1冊の本を速読してみたのですが、
思っていた以上に有益な情報が頭に入ってきたからです。
この辺りの学びはまた別の記事にしたいと思います。
ただ、読書で一番大切なことは、
学んだことで満足するのではなく、
実際に行動を起こし成果に繋げることです。
一時的にモチベーションが上がって終わりという人ばかりですので、
本からの学びを行動に移せばそれだけで勝ち組です。
私もたくさんの本を読んで年収1億円を達成し、
自分と家族を幸せにして、
死んだら誰かに銅像を建ててもらいたいと思います。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)