From:宮里竹識
秋葉原のオフィスより、、
人は誰かの真似をしたがります。
他の人と同じ道を行く方が安心できるからです。
ビジネスの世界でも同じことが起こっており、新規参入者のほとんどはすでにいる人の真似をしてビジネスを行います。
しかし、ただ競合の真似ばかりしている人には敗者への道しかありません。
1.勝者は最初に行動を起こしている
競合の真似ばかりしてもジリ貧だということは、
自分のビジネスをもっている人なら肌で感じたことがあるはずです。
実際、同じ商品やサービスが並んでいれば
客は安い方を選びます。
そうなると資本力のある大手には勝てませんので、
真似ばかりしている人はいづれ敗者になるでしょう。
そこで成功するために重要なことは、
競合の真似をするのではなく
最初に行動を起こすということです。
ポイントは、
「最初に」+「行動する」
ということです。
といっても、
誰もやったことないことをあなたが最初にやれという
意味ではありません。
そんなことは不可能に近いです。
あくまでも競合がやっていないことを
「最初に」「行動する」
のです。
ビジネスで勝者になった偉人の多くはそうしています。
例えば次のような人たちです。
【偉人①:レイ・クロック】
ミルクシェーク・マシンのセールスマンだったレイ・クロックは、
マクドナルド兄弟のハンバーガー・スタンドを見たとき、
その場でフランチャイザーになるという提案をしました。
当時他の店はみんな小規模な地域限定チェーンだったので、
最初に行動したレイ・クロックをがハンバーガーチェーン店の
No.1になりました。
みなさんおなじみのマクドナルドです。
【偉人②:アイアコッカ】
アイアコッカはアメリカの自動車メーカー、
フォード社の元社長です。
この話の当時はクライスラーのCEOでした。
工場のある社員から
「この車は簡単に格好いいオープンカーになりますよ」
と言われたアイアコッカ。
彼はその場で
「バーナーをもってこい。屋根を切るんだ。さぁ始めよう」
といってすぐに行動しました。
こうしてアイアコッカは
当時のアメリカ製オープンカーを再び走らせた最初の人になりました。
【偉人③:ドナルド・トランプ】
今アメリカの大統領選で話題のトランプですが、
彼も最初に行動した人の一人です。
トランプが行ったのは
”アプレンティス”というリアリティ番組を
テレビで放送したことでした。
これが大成功し、
似たような番組が次々作られましたが
二番煎じはみな失敗に終わりました。
2.宮里が最初に行動したこと
「最初に」「行動する」ことは勇気がいりますし、
中々できることではありません。
当然失敗のリスクも高いです。
でも、他の業界で成功していることを自分の業界に取り入れるのであれば、
小さなリスクで「最初に」「行動する」ことができます。
私も障害年金専門の社労士として起業したとき、
”金なし、コネなし、実績なし”
の三拍子そろった状態でした。
普通にやれば失敗が見えていました。
周りからも「応援するよ」なんてことを言ってくる人はいましたが、
私が成功すると本気で思っている人はいませんでした。
しかし私は海外や他業界で成功している手法を
自分の業界に初めて取り入れ、
最初に行動したことで成功しました。
私が障害年金社労士の業界で最初に行動したのは
主に次の4つです。
①電子書籍を無料で配布し、見込み客のメールアドレスを手に入れる
②見込み客のリストに日刊メルマガを送って信頼関係を構築する
③メルマガ読者にセールスレターを送ってサービスを購入してもらう
④動画セールスレターを導入した
これらの手法はマーケティングの世界では
決して珍しいものではありません。
普通に行われていることです。
でも私の業界では誰もやっていませんでしたので、
私が「最初に」「行動」しました。
その結果、
”金なし、コネなし、実績なし”
の状態だったにも関わらず起業初月から利益100万円に達しました。
起業前のサラリーマン時代もそれなりに良い給与をもらっていましたが、
今では収入が3倍になり、働く時間は3分の1になりました。
その気になればまだまだ稼ぐことができます。
これも、
他の業界で成功している手法を
自分の業界で最初に実践したからこその結果です。
3.まとめ
もしあなたが競合の真似ばかりして自分のビジネスを行っているなら、
すぐに止めてください。
そこには敗者への道しかありません。
勝者は「最初に」「行動」するものです。
すぐに他の業界や海外で成功している事例や手法を研究し、
自分の業界に取り入れてください。
あなたが最初に行動すれば勝者になれます。
きっと競合があなたの真似をしてきますが、
二番煎じは一番には敵いません。
最初に行動して勝者になりましょう!
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)