売れるファッション誌の表紙と美少女ゲームのパッケージの共通点

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From:宮里竹識
秋葉原のスタバより、、

今私は秋葉原駅近くのスタバにいるのですが、
つい先ほどまでヨドバシカメラで
知人と買物をしていました。

そのとき面白い発見があったので、
そのことをあなたに共有したいと思います。

 


1.ファッション誌の表紙の特徴


ヨドバシAkibaは電化製品がおそろしく豊富にあります。

私がつくばに移住したときにも
洗濯機や冷蔵庫などの家電はすべてこのヨドバシAkibaで
買い替えました。

さらに、
ヨドバシAkibaは家電以外にも飲食店フロアや
雑貨、CD、玩具、自転車、ゲーム、本屋などもあります。

その本屋でとくに何を買うでもなく、
知人とフラフラしていました。

本で重要なのは中身だというのが一般的な考えです。

ただ、”売る”という観点から考えると、
中身よりも大切なものがあります。

それは、
①本のタイトル
②表紙のデザイン
です。

本のタイトルと表紙のデザインでお客さんを引きつけ、
手にとってもらえてはじめて買ってもらえるかが決まるのです。

逆に言うと、
本のタイトルと表紙のデザインが悪ければ
誰の目にも止まらず、
手にとってもらうことすらないので
当然買ってもらえません。

そんなわけで、
私は本屋に行くと本のタイトルと表紙のデザインを
意識して見るようにしています。

そして今回気になったのが、
ファッション誌の表紙です。

ファッション誌のコーナーを見ると、
表紙は美男美女で溢れています。

このような美男美女になりたいという心理をついて
売ろうとしているんだな〜、
なんてことを考えていました。

そこで気がついたことがもう一つあります。

それは、
表紙に登場する美男美女は、
みんなパッチリ目を開けてこちらを見ているのです。

これにはどんな理由があるのだろうと考えていたら、
一緒にいた知人がこう言ったのです。

「美少女ゲームのパッケージと一緒だね」

 

2.美少女ゲームのパッケージとファッション誌の表紙の共通点


今日一緒にヨドバシAkibaにきた知人は、
ゲーム業界で仕事をしています。

なのでゲームに関して詳しいのは知っていましたが、
ファッション誌の表紙を見て
「美少女ゲームのパッケージと同じ」
なんてことをいきなり言ってくるのでわけが分からなくなりました。

私は
「へぇ〜、そうなんだ」
と返すのがせいいっぱいです。

私の怪訝な表情を読み取ったのか、
知人が解説してくれました。

「美少女ゲームのパッケージも、可愛い女の子が大きく目を開けて
こちらを見ているものばかりなんだ。
目をつぶっていたりこちらを向いていないパッケージだと
売上が落ちるんだ」

美少女ゲームと聞いてドキドキしていた私ですが、
知人のこの言葉を聞いて俄然興味がわいてきました。

知人の話が本当か確かめたくて、
美少女ゲームのコーナーに行って確かめたところ、
本当に可愛い女の子がこちらを見ている構図ばかりでした。

ファッション誌の表紙と美少女ゲームのパッケージ、
全く違う二つにこんな共通点があったとは・・・。

というわけで、
なぜファッション誌の表紙と美少女ゲームのパッケージが
二つとも目を開けてこちらを見ているのかを考えてみました。

まず、視線が他を向いている場合はどうなるのかを考えました。

人間は人の視線を追いかける傾向にあります。

例えば、
目の前にいる数人のグループがある方向を指さして見ていると、
あなたも同じ方向を向いてしまいますよね。

これはファッション誌の表紙や美少女ゲームのパッケージには
使えません。

雑誌や商品ではなく、他のものに目が行ってしまいますから。

買ってほしいのに他のものに目を向けさせる構図は
望ましくありません。

では、目をつぶっているとどうでしょうか。

その場合、
”この人は自分には興味がないのか”
と感じてしまいます。

ファッション誌は、
自分もモデルのようになりたいと思って購入します。

美少女ゲームは、
登場する女の子と仲良くなりたくて買います。

でも、そのモデルや女の子が目をつぶって自分を見ていなかったら、
あまり良い印象はもちません。

というわけで、
消去法で考えても目を開けてこちらを見ているという構図は
理にかなっているのです。

 

3.まとめ


ファッション誌の表紙と美少女ゲームのパッケージには、
表紙を飾る人物が目を開けてこちらを見ている
という共通点があるという話をしました。

モデルがこちらを見ていることで、
「自分もこの人達の仲間に入りたい」
という気持ちを強め、ファッション誌の購入を後押ししてくれます。

一方、美少女ゲームも
登場キャラの女の子がこちらを見ていることで
「この子と仲良くなりたい」という気持ちがわき上がり、
購入をうながすのです。

いや〜、良く考えられていますね。

考えて作っている部分もあるでしょうし、
色々試した結果売れる構図を導き出して採用している
というのもあるでしょう。

電気屋さんを歩くだけでも
こんな面白い発見があります。

あなたも集客やマーケティングを意識しながら
生活してみてください。

きっと楽しい発見がありますよ。



お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)



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