間違った広告の使い方

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●あなたは自分の商品・サービスを売っていますか?
●あなたは自分のサイトに他社の広告を貼って広告収入を得ていますか?

もしこの二つの質問すべてに「はい」と答えたなら、この記事は非常に重要です。

なぜなら、自社の商品があるのにアドセンスなどで広告収入を得ようとする行為は、あなたのビジネスが失敗に終わる原因となるおそれがあるからです。

ぜひこの記事をしっかり読んでください。

 


1.サイトに他社広告を貼って収入を得ることの可否について


サイトにアドセンス広告などを貼って広告収入を得るという
ビジネスモデルがあります。

ブログで生計を立てている人なんかはほぼやっています。

たくさんの人が見るブログに広告を貼り、
読者の一部が広告をクリックしてくれれば
広告収入が発生する。

基本的には誰も損をしない素晴らしいビジネスモデルです。

この広告収入を目的にサイトを運営しているのであれば
何の問題もありません。

しかし、
もしあなたが自分のビジネスをもっていて
自分の商品・サービスを提供しているのなら、
自社サイトに広告を貼ることは自殺行為です。

その理由をこれからお話しします。

 

2.なぜ自分の商品がある人はサイトに広告を貼ってはいけないのか?


自分のホームページやブログなどを通じて自社商品を売りつつ、
サイトに広告を載せている人を時々見かけますが、
それはやってはいけません。

その理由は3つあります。

【理由①:信頼性が大きく低下する】
一般的に広告というものは良い印象をもたれていません。

人は基本的には売り込まれるのを嫌がる生き物ですので、
広告があるだけで印象が悪くなるのです。

べたべた広告が貼られているサイトを見ると、
マイナスに感じることはあってもプラスには感じませんよね。

広告があるだけで
「胡散臭い」
という人さえいます。

そのため、
自社サイトに他社の広告を貼ると
それだけで見込み客の信頼を損なってしまうのです。

普通の会社は自社サイトに広告を貼っていませんよね。

その理由を考えてみてください。

【理由②:自社商品の成約率が下がる】
広告を貼ると自社商品の成約率が下がるという欠点があります。

かなり致命的な欠点です。

なぜ自社商品の成約率が下がるかというと、
広告という余計な出口を作ってしまうことで
見込み客が出ていくからです。

あなたのホームページやブログは
商品やサービスを買ってもらうためにありますよね?

そのために商品購入ページを作ったり、
電話で問い合わせるよう促したり、
無料プレゼントを使ってメールアドレスを集めたりしていると思います。

あなたのサイトを訪れた見込み客にどう行動してほしいのかは
すでに決まっているはずです。

しかし広告を表示することで、
見込み客はあなたが取ってほしいと考えている行動を取らずに、
広告をクリックして消えていく人が出てくるのです。

その結果、成約率は下がります。

ほんの少しの広告収入のために
大切な見込み客を逃す行為をしてはいけません。

【理由③:競合の広告が自分のサイトに載ってしまう】
Googleアドセンスなどを使って広告を貼ると、
あなたの競合があなたのサイトに表示されることがあります。

Googleはサイトに関連する広告を自動で表示するため、
どうしてもあなたのサイトと関係する競合の広告が表示されてしまうのです。

もちろんアドセンスの設定画面で特定の広告が表示されないようにすることも
できます。

しかし競合は次から次へと現れますので、
すべての競合の広告をブロックするのは現実的には難しいでしょう。

私も本業の社労士サイトで広告を出したことがありますが、
みごとに競合の社労士の広告が表示されました。

自分のサイトで競合の宣伝をする、
こんなアホらしいことはありません。

 

以上3つの理由から、
あなたが自分の商品をもっているなら
サイトで他社の広告を表示させてはいけません。

広告収入なんて、微々たるものです。

もしあなたのサイトに大量のアクセスがあってそれなりの広告収入が
得られる状況だとしても、広告によって消えていく見込み客に
あなたの商品を売った方が大きな利益を得られます。

 

3.【社長の知恵袋】はなぜ広告を表示しているのか?


この【社長の知恵袋】を継続して見ている人なら気づいたかもしれません。

「広告を貼るなと言いながら、なぜ【社長の知恵袋】には広告が貼られているんだ」

それには二つの理由があります。

一つは、私の本業は社労士で、
この【社長の知恵袋】は半分趣味で運営しているからです。

趣味の延長なので独自の商品やサービスを販売していないため、
広告を出すデメリットがないのです。

もちろん将来的には何らかの商品・サービスを売りたいと思っていますので、
その時には広告表示はきれいさっぱり止めます。

私が広告を出しているもう一つの理由は、
広告収入を得るビジネスを自分で体験するためです。

自分でやりもせずにアドセンス広告はダメだと言っても
説得力がないですしね。

 

4.まとめ


自分のサイトに他社の広告を貼って広告収入を得る、
とても良い方法ですが、
自分の商品やサービスを売っているときにはやってはいけません。

信頼性を損ない、
商品の成約率を下げ、
競合の広告が自社サイトに表示されてしまうからです。

自分の商品・サービスをもっている人は、
広告収入なんか考えずに自分の持っているものを売りましょう。

広告収入なんて微々たるものですから、
自分の商品を売ることに集中しましょう。

その方が儲かりますよ。



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記:宮里竹識(みやざとたけし)



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