迫る、ショッカー
地獄の軍団
我らを狙う黒い影、
世界の平和を守るため、
ゴー、ゴー、レッツゴー
輝くマシン〜♬
これが仮面ライダー1号のオープニング曲の歌詞だと分かったあなた、きっと私と気が合います。
ぜひこの記事を最後まで読んで下さい。
この歌詞が分からなかった人も、
「敵」を作ることでビジネスが成長するということに興味があるなら、この続きを読んで下さい。
1.ヒーローには必ず「敵」がいる
仮面ライダーには、
ショッカーという世界征服を企む組織が
敵として登場しました。
名探偵コナンには黒の組織、
ワンピースには海軍や他の海賊が敵として登場します。
私たちが子どもの頃ヒーローに憧れたのは、
ヒーローそのものに感心があったわけではなく、
”敵を倒す”ヒーローに格好良さを感じたからではないでしょうか?
「敵」のいない世界でヒーローの日常生活なんか見ても
つまらないですよね。
敵がいるからこそ、ヒーローは強い輝きを放つのです。
2.成功したビジネスリーダーは「敵」を作り出している
ビジネスにおいて敵の存在は本当にやっかいなものですが、
うまく「敵を設定」することができれば
ビジネスを大きく成長させることができます。
少し言い方を変えると、
あなたとお客さんにとって共通の敵を作り出すことで
お客さんはあなたにヒーロー性を感じるようになり、
ビジネスが飛躍するのです。
これまでに成功した数々の起業家も、
上手く敵を作り出してきました。
スティーブ・ジョブズは、
「体制に対して怒り、悠然と立ち向かう革命児」
としてアップルを位置づけました。
ノーマン・ヴィンセント・ピールは、
「ネガティブ思考」を攻撃することで「ポジティブ思考」を広めました。
政治の世界においても敵を作って成功した人が多くいます。
ヒトラーは金持ちのユダヤ人を敵にすることで
労働者階級の指示を得て権力を手に入れました。
アメリカのオバマ大統領も、
「応分な負担を支払わない、邪悪な1%の金持ちや企業」
を敵にすることで多くの支持者を集めました。
世界の歴史を見ていても、
異教徒を敵とすることで民衆の支持を集める宗教指導者が
数多くいました。
つまり、うまく「敵」を作り出すことができれば、
あなたはより多くのお客さんに指示されるということです。
まずはあなたのお客さんがどんな人たちかよく研究し、
あなたと共通の「敵」を作り出してそれを明示しましょう。
あなたがその敵を攻撃すればするほど、
お客さんの支持を集められます。
また、あなたが敵から攻撃されても、
お客さんから共感を得られるでしょう。
ただ、実在する個人や組織を敵として設定するのは
様々な問題や対立が起こるリスクがありますので
慎重に検討してくださいね。
3.【社長の知恵袋】の敵
この【社長の知恵袋】の読者は小さな会社の社長や起業家、
あるいはそれらを目指している人です。
そのため、
その読者層と相容れない人物は
「敵」だと思って記事をかいています。
例えば、
与えられた仕事もろくにできていないのに会社の悪口をいうサラリーマン、
値切り交渉やクレームばかり言う不良顧客、
”そのうち起業する”と言いつつ何年も行動しない人、
こういった人たちは私の「敵」です。
なので私が発信する情報は
すべての人に受け入れられるものではありません。
でも、私が敵視している人を共通の敵と認識してくれた人は、
私のブログの熱心な読者になってくれます。
でもこれで良いのです。
ビジネスをする以上、
お客さんは自分で選ぶものです。
”お客様は神様”
なんて卑屈になる必要はないのです。
4.まとめ
今回は、お客さんと共通の敵を作ることで
ビジネスを成功させるという話をしました。
上手く使えば非常に強力な成功法則ですが、
敵の設定を誤ると思わぬしっぺ返しがやってくることもあります。
戦って負ける相手を「敵」と設定しないよう、
注意してくださいね。
とくに政府やマスコミを敵にするのはリスクが高いですよ
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)