From:宮里竹識
つくばの自宅より、、
日本が誇る自動車メーカーのトヨタ。
世界中で評価を得ているトヨタですが、
イギリスのとある番組が
「トヨタを殺す」という衝撃的な特集をしていましたので紹介します。
1.トヨタを殺すために
イギリスで放送している「トップ・ギア」という人気番組があります。
その番組で
トヨタを殺す特集をしていました。
物騒なタイトルの特集でしたが、
中身もぶっ飛んでいました。
番組ではトヨタ車を殺すため、
次のようなことをしていました。
●木に衝突させる
●海に沈める
●小屋に突っ込む
●鉄球をぶつける
●燃やす
どれも普通に車が壊れるはずなんですが、
それでもトヨタの車は動いたんです。
最終的にはトヨタを殺すのは無理という結論に達しました。
2.否定的に検証する
トップ・ギアが行った「トヨタを殺す」特集、
すごく面白かったとあなたも感じたはずです。
でも、ただ面白かっただけでなく
トヨタ車の堅牢性に対する評価も上がったのではないでしょうか。
自分の商品やサービスの優れているところをただ伝えただけでは
相手の心には届きません。
感情が動かなければ、結局あなたの商品を買いたいとは思ってもらえません。
そこで、
あえて商品やサービスを否定的に検証する
というアプローチが効果的なのです。
今回のトップ・ギアの番組は広告ではありませんが、
イギリスではトヨタの大きな宣伝となったはずです。
また、別の例を挙げると
カシオがGショックをアメリカで売るとき
アイスホッケーのパック代わりにGショックを打っても壊れない
と宣伝しました。
しかしこのCMが誇大広告ではないかと疑われ、
ニュース番組で検証が行われたのです。
実際に検証番組でアイスホッケー選手がGショックをパック代わりにして
試したのですが、Gショックは動き続けました。
この番組が放送されて以降、
アメリカでGショックの人気に火がつきました。
日本でもGショックは人気の腕時計ですが、
それはアメリカでの評判が逆輸入されるかたちだったのです。
3.まとめ
自社の商品・サービスにいくら自信があったとしても
人はそれを信じないものです。
むしろ「ウソだ」「誇大広告だ」と言ってくることさえありませす。
そんなときにあえて
ウソを証明するための検証を行うのです。
このようなアプローチはゴシップ記事に通じるものがあり、
人の興味を引きます。
しかしこの検証結果であなたの正しさが証明されれば、
お客さんは手のひらを返したようにあなたを評価するでしょう。
べつにテレビ番組で検証してもらうことが必要というわけではありませんので、
あなたなりの検証アプローチを考えてみてください。
エンタメ要素を入れた否定的検証を行うことで、
あなたの商品・サービスが売れていくことでしょう。
お金を儲けて仕事にやりがいを!人生に生きがいを!
記:宮里竹識(みやざとたけし)