広告を余白で囲むと反応が上がる

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手早く簡単に、時間も技術も不要。
しかも効果があることが実証されている広告手法。

それが、「広告を白で囲んで隔離する」という手法です。

今回は、この広告を余白で囲んでレスポンスを高める方法について、話をしていきます。

 


余白が見込み客の視線を引きつける


この「広告を白で囲んで隔離する手法」はほとんど知られておらず、
実際に使われることもあまりありません。

だって、普通に考えると広告スペースがもったいないですから。

余白を過剰に入れるくらいなら広告文を増やす、
という広告主がほとんどでしょう。

しかし、広告を白で囲むと反応が高まることが
古くから確かめられています。

この方法を行うためには、
まず今まで以上の広告枠を買って確保します。

例えば、これまで4分の1ページの広告枠だったのを、
2分の1ページにするといった感じです。

次に、これまでの広告をそのまま真ん中に配置し、
その周りを余白で囲むのです。

なぜこの方法が効果的なのか?

その理由は、他に行っている人がおらず目立つからです。

単純な理由ですがそれ以上の効果があります。

ポフェンバーガーとストロングは実験を重ね、
白で囲んだ4分の1ページサイズの広告が、
文字や写真で埋め尽くされた2分の1ページサイズの広告よりも
見込み客の注意を引きやすいという結論に達しました。

ポフェンバーガーとストロングは次のようにも言っています。

●標準的なレイアウトの2分の1ページの広告を100とすると、
余白をとるレイアウトの2分の1ページの広告は176の注目度となる。

●余白スペースは、広告そのもののスペースの60%以下にすべきである。
余白が60%を超えると注目度は上がるがコストアップ分を補えない。

●コスト面から考えると、余白を20%にするのが最も効果的だ

 

まとめ


今回は、広告の周りを余白で囲むことで注目度を上げ、
反応を高めるという手法についてお伝えしました。

この方法が効果的なのは、他に同じことをやっている人が少ないからです。

あなたが出している広告媒体を改めて見てください。

余白を活用している広告主がいないのであれば、
ぜひ今回の方法を試してみてください。

きっとコストアップ以上の効果が得られることでしょう。



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記:宮里竹識(みやざとたけし)



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